クーペレイション【詳細ルール】~協力してシャンパンタワーを完成させるゲーム~

クーペレイションは7段のグラスタワーを全員で協力して作るゲームです。各プレイヤーに3枚ずつカードを配り、リザーブカードの用意と25の数字を一番下の真ん中にセット出来ればゲームスタート。1人ずつカードをタワーに設置していきます。基本的なルールは2つ。1つは左から昇順にカードの数字が並ぶようにする。もう一つは隣り合った2枚のカードの上には下の2枚の数字の間のカードなら置けます。さあ、皆でシャンパンタワーを完成させましょう。

プレイ人数 2人~4人
所要時間 15分
対象年齢 8才~
ルール難度 ☆☆☆☆★
ジャンル カードゲーム

クーペレイションの準備

セット内容

グラスカード50枚(1~50)/フィニッシュカード1枚/サマリー4枚/説明書1部

準備

グラスカードから「1」「25」「50」の3枚を取り除き、裏向きシャッフルして山札を作り1人3枚ずつ配る。次に、「1」と「50」に複数枚のグラスカードを加えて表向きに並べる。これをリザーブと呼ぶ。以下の表に従い、「1」と「50」の2枚を加えた上で以下のリザーブ枚数を山札から準備する。

プレイ人数 2人 3人 4人
リザーブの枚数 6枚(山札4枚) 5枚(山札3枚) 4枚(山札2枚)

リザーブが準備できたら、リザーブから7枚分ぐらい離して「25」のグラスカードを表向きで配置する。(※フィニッシュカードを入れる場合=山札を大まかに2つに分ける。内、1つにフィニッシュカードを混ぜてシャッフルする。フィニッシュカードのない山を下にして、その上にフィニッシュカードの入っている山を上に置く)

配置は山札を左上、その右横に「1」と「50」が入ったリザーブ、その右横を捨て札置き場とする。そして、リザーブから7枚下に「25」を置く。

順番(挙手プレイヤー→時計回り)

プレイヤー全員で話し合ってスタートプレイヤーを決定する。ゲーム中は、自分の手札の内容や、配置箇所などを話してはいけない。自らがスタートプレイヤーになりたいかは伝えることが出来るので、そこで順番を決める。スタートプレイヤーが決まれば時計回りに手番を行う。

クーペレイションのルール

勝利条件:全員で協力して7段のピラミッドを完成させる

  1. 先手番は山札からカードを1枚引く。(以降のプレイヤーは、前の手番のプレイヤーがタワーに設置/公開したカードに応じて山札からカードを引く。♢=1枚、♢♢=2枚、♡=0~4枚、♡の場合は下に並ぶ2枚のカードに記載のマークを足せる。例:♢と♡なら1枚、♢と♢♢なら3枚、下にある♡は0枚換算となる)(※前手番が裏向きにカードを配置した場合は特別で手札が0か1枚なら2枚になるまで引けるが、2枚以上持っている場合は手札の補充が出来ない)(※フィニッシュカードを引いた場合=手元に表向きで置いて即公開して、カードをもう1枚引き直す)(※山札がなくなった場合はカードを引けない)
  2. 以下のA~Dの何れかの行動を行う。
  3. A:手札からカードを表向きに配置(最初は、ゲームの準備にて配置した「25」のグラスカードを起点に、記載の数字が昇順に並ぶように、配置済みのカードの横に隣接して新たなカードを配置できる。もしくは、横に隣接して配置済みの2枚のカードをまたぐように新たなカードを配置できる。この際、新たなカードの数字は下の2枚のカード数字の間に収まらなければ置けない。以上のルールに従い配置されたカードのことはタワーと呼び、タワーに配置済みのカードは後でずらすことはできない)
  4. B:手札からカードを裏向きに配置(手札からカードを1枚選択し、表面を他のプレイヤーに見られないように配置する。置かれたカードはルールに則して置かれた任意の整数カードとして扱う)
  5. C:裏向きに配置済みのカードを、位置を変えずに表向きに返して数字を効果する。(公開されたカードがルールと矛盾していればゲームは即敗北となるので注意)
  6. D:リザーブからカードを表向きに配置する。(リザーブに配置したい数字カードがある場合、自分の手札2枚の数字を差分して等しい数なら、手札の2枚をリザーブに置くことでリザーブカード1枚をタワーに配置することが出来る。この際、手札から別のカードを1枚捨て札にすることで差分の数字に+-1することが出来る。捨て札にしたカードは誰にも見せず裏向きのまま捨て札置き場に置く。)(※フィニッシュカードも送れる)(※リザーブからカードを配置する場合のみ、ルールに従う範囲でタワーに配置済みのカードと差し替えることが出来る。差し替えによりタワーから除かれたカードは自分の手札に加える。裏向きのカードを取り除いた場合、他のプレイヤーに見られないように手札に加える。)(フィニッシュカードが除かれた場合、自分の手元に置く。)(※手札にあるカードとタワーに配置済みのカードを直接差し替えることは出来ない)
  7. 手札が3枚を超えた場合、その分のカードを選択して破棄する。破棄する際は裏向きのまま捨て札にする。リザーブも初期枚数を超えた場合、選択して破棄するがどのカードを捨てるか相談は出来ない。
  8. グラスカードをタワーの最上段以外を全て表向きで配置されている状態で、フィニッシュカードを最上段に設置出来ればプレイヤー全員の勝利。(※最初のゲームでは、タワールールに沿っていればOK)

ゲームの秘訣

・表向きではタワーに配置できない手札も裏向きにすれば配置できる。

・フィニッシュカードをリザーブに送れば全プレイヤーが使える。

・山札の残り枚数や最終手番の確認については会話しても良い。

クーペレイションの詳細

原版名、作者、スリーブサイズなど

初版発行/国 2019年/日本
原版名/製造元 couperation/フダコマゲームズ
国内版/販売 同上
作者/作画 沢口遊裕
他の作品
カードサイズ 55mm×85mm
推奨スリーブサイズ mm×mm