ファフニルと名付けられたそのニワトリは、1日に2個ずつ宝石を産むし、もっとたくさん産むこともある。ファフニルを受け継いだ兄弟たちは、「よりたくさん手持の宝石を捨てた者」が、その日産みたての宝石を手にすることにした。宝石の価値は皆が持っている数で変動する。あえて捨てることで場の雰囲気を操作し、兄弟達より多く、より価値の高い宝石を集めることが出来るだろうか?
プレイ人数 | 2人~4人 |
所要時間 | 20分 |
対象年齢 | 9才~ |
ルール難度 | ☆☆★★★ |
ジャンル | 競り |
ファフニルの準備
セット内容
石80個(金20個、赤12個、オレンジ12個、黄12個、緑12個、青12個)/ファフニルボード/ついたて4枚/捨て場ボード1枚/布袋1枚/得点チップ45枚(10点=10枚、5点=10枚、1点=25枚)/説明書1部
準備
各自ついたてを1枚受け取って自分の前に立てる。ファフニルボードを中央に置く。全ての石を袋の中に入れて、よく混ぜる。袋の中身は見ずに世話係は11個、他の人は10個の石を取りだして、ついたての内側に置く。捨て場ボードを中央に置き、袋から石を3個取り出し、捨て場ボードの石の色に対応した場所へと並べる。
順番(ジャンケン→時計回り)
ジャンケンで先手を決めて、時計回りに手番を行う。
ファフニルのルール
勝利条件=競りを繰り返し、より価値の高い石を集める
- ファフニルボードを世話係の方向を指すように置く。世話係は袋から中を見ないように石を2個取り出し、ファフニルボードの上に置く。ボード上の石が全部同色の場合は、さらに2個取り出して置く。ボード上に2色以上の石が出ている状態になるまで取り出して置く。
- 1点チップをファフニルボード上に置く。
- 競りはファフニルボード上の石と1点チップが対象となる。
- 各自競り落とす為に捨ててもいいと思う石を握って前に出す。個数は何個でも良く、0個の場合は握っているふりをする。ただし、ボード上の石の色と同色の石は握ってはいけない。間違うとその競りに参加出来ない。
- せーので手を開き、握っていた石の数が最も多い人が競りの勝者となる。一番多い数が2人以上居たら世話係の右隣の人から反時計回りに近い人が勝者となる。
- 競りの勝者はボード上の石と1点チップを獲得し、握っていた石を捨て場ボードに並べる。獲得した石はついたての内側に入れる。競りで負けた人は握っていた石を元へ戻す。
- 全員が0個を握った場合は、ボード上の石はすべて捨て場ボードに並べて1点チップを取り除く。
- 競りの勝者は次ラウンドの世話係になる。
捨て場ボードに1色の石がプレイ人数に応じた数になると、ラウンド終了となる
プレイ人数 | 1色の個数 |
2人 | 6個 |
3人 | 7個 |
4人 | 8個 |
得点の計算
ついたてを外して全員の持っている石を公開し、宝石の個数を色ごとに数えて、多いものから順位をつけます。(捨て場ボードに並んでいる石は数えません)。同数だったら赤が最も上位で赤、オレンジ、黄、緑、青の順になる。宝石の順位によって、表のように宝石の価値を決定する。金は全体の数によらず1つにつき+1点となる。
金 | 1位 | 2位 | 3位~5位 |
1つにつき1点 | 1つにつき3点 | 1つにつき2点 | 1つにつきー1点 |
自分の持っている石の価値と個数に応じて、得点チップを獲得したり、支払ったりします。得点チップは全員が見える場所に置いておきます。ただし、1個の宝石を5個以上持っていると勇み足になってしまい、その宝石についてはプラスの点を受け取れない(宝石の順位を決める数には含まれる)。マイナス点は支払いとなる。金は5個以上持っていてもペナルティは無し。得点が0点を下回った場合はマイナスにはならず0点となる。
ラウンド終了時に得点が40点以上の人が現れたらゲーム終了。その時点で高得点の人から上位になる。同得点だった場合は、最後に競り落とした人から、時計回りに近い人が上位となる。
ファフニルの詳細
原版名、作者、スリーブサイズなど
初版発行/国 | 2019年/日本 |
原版名/製造元 | fafnir/オインクゲームズ |
国内版/販売 | 同上 |
作者/作画 | ー |
他の作品 | ー |
カードサイズ | mm×mm |
推奨スリーブサイズ | mm×mm |