ゲシェンクとはドイツ語で贈り物。毎回、マイナス点の得点カードが1枚めくられ、引き取り手を決める勝負をします。1人ずつ順番に、手持の得点チップを捧げて引き取りをパスするか、捧げられたチップとともにカードを引き取るかを選び、これを繰り返してマイナス点の少なさを競うカードゲームです。引き取るタイミングが勝敗を左右します。
プレイ人数 | 3~7人 |
所要時間 | 20分 |
対象年齢 | 8才~ |
ルール難度 | ☆☆☆☆★ |
ジャンル | カードゲーム、競り |
目次(見出しルール)
ゲシェンクのゲーム紹介
ゲーム概要&勝利条件
- 山札のカードを1枚ずつめくっていき、競りで獲得するゲームです。
- 但し、カードには3~35の数字がありますが全てマイナスポイントです
- チップを払うことで獲得を回避出来ますがチップが切れると強制的に取らなければなりません
- 連番でカードを獲得した場合、マイナスポイントは連番で一番低い数字になるので少しお得です
- ☆勝利条件=最終的に残ったチップとマイナスポイントが少ない人が勝者となります
セット内容
カード33枚(3~35)/チップ55枚/説明書1部
準備
プレイヤー数によって以下のチップを配る。
3~5人 | 11枚 |
6人 | 9枚 |
7人 | 7枚 |
余ったチップは使用せず箱に戻す。ゲーム中はチップを手の中に隠し、他のプレイヤーに見られないようにする。カードを裏向きでシャッフルして山札を作り、上から9枚のカードを見ずに取り除き、箱に戻す。
ゲシェンクのルール
順番(ジャンケン→時計回り)
ジャンケンで先手を決めて、時計回りに手番を行う。
勝利条件=マイナス点の最も少ないプレイヤーが勝利となる!
-
- 手番プレイヤーは山札からカードを1枚めくり、山札の隣に表向きに置く。
- 選択肢は2つ。カードを(チップがあればチップも)獲得するか、カードを取らずにチップを払うか。
- チップを払った場合、左隣に手番は移り、カードを獲得するかチップを払うか同様の選択を行う。
- カードを取ったプレイヤーは、カードとチップを取り、自分の前にカードを表向きに置く。
- 次ラウンドはカードを取ったプレイヤーが山札からカードを1枚めくり、1~4の手順を繰り返す。(カードを取り続けた場合、同じプレイヤーが手番を行うことになる)
- チップを1枚も持っていない場合は、必ずカードを(チップがあればチップも)取らなければならない。
- 自分の前に置いたカードの数字は、見やすいように置く。連続する数字カードは重ねて並べ、単独のカードと区別する。
バリエーションルール
・10、20、30の3枚を抜き出し、箱の中に入れておく。残りのカードを裏向きでシャッフルして6枚抜き取る。残りの24枚を山札にしてゲームを行う。ゲームに使用しない3枚が明らかなので、より戦略的な勝負となります。
ゲシェンクの詳細
2005年ドイツゲーム大賞の準候補!
ドイツで2005年のドイツゲーム大賞の準候補に選ばれました。
原版名、作者、スリーブサイズなど
初版発行/国 | 2004年/ドイツ |
原版名/製造元 | geschenkt/AMIGO |
国内版/販売 | 年/メビウスゲームズ |
作者/作画 | トーステン・ギムラー |
他の作品 | ー |
カードサイズ | 55mm×87mm |
推奨スリーブサイズ | mm×mm |