基本ルールは大富豪と一緒なので、アナログゲームの初心者にも受け入れられやすいゲームです。大富豪と違うポイントはヴァンパイア・ハンターの存在。ヴァンパイアハンターが出現すると、ゲーム展開は180度変わり、小さな数字を出すか、ヴァンパイアクイーンしか立ち向かうことが出来ません。
プレイ人数 | 3人〜12人 |
所要時間 | 30分 |
対象年齢 | 8才~ |
ルール難度 | ☆☆☆★★ |
ジャンル | 戦略 |
ヴァンパイア・クイーンの準備
セット内容
ヴァンパイアカード110枚(1〜13、各8枚)/ヴァンパイア・クイーンカード4枚(14、ワイルドカード)/ヴァンパイア・ハンターカード2枚(15、20)/説明書1部
順番(ジャンケン→時計回り)
犬歯(前歯から2本横、3番)が最も長い人か、がジャンケン等で親を決めて、時計回りに手番を行う。
準備
親に15のヴァンパイア・ハンターカード、その左隣の人に20のヴァンパイア・ハンターカードを渡す。
残ったカード裏向きでシャッフルする。3〜8人プレイの場合は1人13枚ずつ配る。(※9人プレイ→12枚、10人プレイ→10枚、11人12人プレイ→9枚ずつ配る。)
ヴァンパイア・クイーンのルール
基本的なルールは大富豪と一緒
・親から手番が始まり、任意の数字カードを1枚か同数の場合は複数枚を一遍に出せる。(※親の場合はヴァンパイアカードのみならず、ヴァンパイア・クイーンカードと、ヴァンパイア・ハンターカードも出すこともできる)
・次のプレーヤーは、前のプレイヤーが出した数より大きな数字を持っていれば出せる。無ければパスでOK。
・手番が1巡した時、一番大きな数字を出したプレイヤーが次の親となる。場に出たカードは全て伏せて、捨てカード置き場を作り、そこに置く。
・誰かがカードを全て出せば1ラウンド終了となる。
ヴァンパイア・クイーンカード(ワイルドカード)
ヴァンパイア・クイーンカードは、ワイルドカード(ジョーカー)です。1〜14のどの数字でも使えるので、1〜13のヴァンパイア・カードと組み合わせて使える。但し、ラウンド終了時に持っていた場合、1枚につきー14点となるので注意が必要。
ヴァンパイア・ハンターカード(特別ルール)
・ヴァンパイア・ハンターカードは親しか使えない。
・親が使った場合、子はパスすることが出来ず、場に1枚のカードを必ず出さなければならない。(一番大きな数字を出した人がヴァンパイア・ハンターカードを引き取ることになるので、小さい数字を出した人が有利になる)
・ヴァンパイア・クイーンカードは1の数字とみなす。
・子がヴァンパイア・ハンターカードのみしか持っていない場合はルール上、強制パス&一番大きな数字になるので確実に引き取ることになる。
・複数のプレイヤーが同じ数字を出した場合は、同じ数字同士は打ち消しとなり、次に高い数字を出した人が引き取ることになる。(例:20、6、4、6、2、4と場に出た場合、通常6が一番高い数字となるが、6と4は打ち消しとなるので2を出したプレイヤーが引き取ることになる)
・ヴァンパイア・ハンターカードを受け取った人は、次の手番で受け取ったばかりのヴァンパイア・ハンターカードは使えない。(数字が違うヴァンパイア・ハンターカードは使える)
1ラウンド終了毎に得点計算して、手札を配り直す。ヴァンパイア・ハンターカードは、引き続き持つ。
・誰かの手札が全て無くなれば1ラウンド終了。
・手札が残っている人は得点計算を行う。基本的に、カードの数字がそのままマイナスになるが、ヴァンパイア・クイーンはー14、ヴァンパイア・ハンターはー15かー20となる。
・初めに手札を消化した人は0点となる。
・ヴァンパイア・ハンターカードは呪いの力が強いので、次ラウンドも引き続き持つことになる。
・次ラウンドも同様に残りのカードを全て裏向きでシャッフルして、3〜8人プレイまでは1人13枚ずつ配る。(※9人プレイ→12枚、10人プレイ→10枚、11人12人プレイ→9枚ずつ配る。)
・次ラウンドは20のヴァンパイア・ハンターカードを持つ人から手番を行う。
5ラウンド(任意数でOK)行い、最多得点を競う
・5ラウンド終了時にマイナス点の累計が最も少なかったプレーヤーがゲームの勝者となります。
ヴァンパイア・クイーンの詳細
原案名、作者、スリーブサイズなど
初版発行/国 | 2016年/ー |
原版名/製造元 | ー |
国内版/販売 | 2017年/アークライト |
作者/作画 | ヴォルフガング・クラマー |
他の作品 | ワイルドライフ/ニムト |
カードサイズ | 56mm×87mm |
推奨スリーブサイズ | 58.5mm×90mm |