君たちは「クモ」と呼ばれる正義の盗賊団だが、罠にハマってしまい全員敵のアジトに捕まってしまった。隠し持っていた秘密道具「クモノイト」で脱獄を企てているが、この特殊なロープは非常に細いため、糸が切れないよう1人ずつ登らなくては行けない。登る順番を口にしては看守に脱獄がバレてしまうので、世間話の振りをして、脱出する順番を決め、全員で脱出せよ。ゲームデザイン&イラストはアナログゲームが好きの326さんが制作した人気の会話協力型カードゲームです。
プレイ人数 | 2人~10人 |
所要時間 | 約30分 |
対象年齢 | 8才~ |
ルール難度 | ☆☆☆☆★ |
ジャンル | 表現力 |
itoの準備
セット内容
ナンバーカード106枚(1~100+予備6枚)/テーマカード56枚(50枚+予備6枚)/クモノシート1枚/ライフカード2枚(3/2、1/0)/説明書2部
準備
1~100まで1枚ずつあるナンバーカードを各プレイヤーに1枚ずつ配ります。全員で共有するライフを3にセットして、テーマカードを使って今回の会話テーマを決めます。
順番(ジャンケン→時計回り)
ジャンケンで先手を決めて、時計回りに手番を行う。
itoのルール
勝利条件=全員で協力して3ステージをクリアする
- 1~100まであるナンバーカードを裏向きでシャッフルして各プレイヤーに1枚ずつ配る。
- 手札の数字は自分だけ確認する。
- テーマカードをよくまぜ、裏向きの山札にする。
- ライフカードをライフが3の面が上になるように重ねておく。
- 箱の蓋にクモノシートをセットし、カードを出す場とする。
- テーマカードを2枚くらい引き、全員が上手く話せそうなテーマを1つ選ぶ。
- 各プレイヤーは、テーマに沿った言葉で、自分の手札にあるナンバーを宣言する。(例:食べ物の人気の場合、1に近いほど人気はない食べ物で、100に近いほど人気がある食べ物となる)
- 順番はないので、思いついた人から宣言する。但し、ナンバーをそのまま口にするとゲームオーバーとなる。
- カードは小さい順(1~100の昇順)で出さなくてはいけない。カードを出すときは全員に確認を取ってから出してください。
- 自分のカードより大きな数の数字カードが場に出たら、即座に「ストップ」と言い、ゲームを一時停止させる。出せなくなったカードは全て面向きで場の脇によけて、その枚数分だけダメージを受けるので、ライフを減らす。
- 全員の手札を出し切り、ライフが残っていればステージクリアとなる。ステージクリアボーナスとしてライフを1回復させる。(※2人プレイは回復しない)ただし、ライフは3が上限となるので、4以上には増えない。
- ラウンドが上がる度にトークテーマは変更する。2ラウンドは各2枚のナンバーカードを配る。3ラウンド目は、全員に3枚配り、山札から1枚面向きにする。このカードは仲間の「モモちゃん」で、モモちゃんのカードの数字を皆で相談して決めて指針に出来る。
- 3ステージクリアで全員勝ち。ライフが0になったら全員負けとなる。
制限時間ルール
各ステージ制限時間10分とする。最初のカードが出されたらタイムを計りカウントダウンを行う。手札の宣言の時に議論を行うと制限時神の意味が無くなるので、誰が最初に出すかを決めたらすぐに出してカウントダウンを開始し、2番目以降は決めずに脱出を開始する。
リーダールール
リーダーを1人決めて、その人が出す順番を全て決める。このルールでは、各人がリーダーに分かってもらおうと必死になるため、通常と違った面白さが味わえる。プレイ人数が少ない時は、リーダーも手札を持ち参加するキャプテン、プレイ人数が多い時はリーダーは順番を決めるだけの監督がお勧め。
無限回廊ルール
3rdステージがクリアしてもゲームを終了せず、何ステージまでクリアできるか挑戦する。4ステージ以降は回復を行い、「モモちゃん」は出現する形で行う。
アカイイト
クモノイトと基本的なルールは一緒。4~10人プレイが可能で、2人合わせて合計で100の数字を目指すゲーム。手札は必ず1枚でライフは関係ない。親プレイヤーはテーマを決めて、始めに自分の数字を言葉で宣言する。時計回りに自分の数字を言葉で宣言したら、2人合わせたら100になりそうな人を早いモノ勝ちで2人チームを作る。奇数の人数の場合、あぶれた時点で負けとなるので注意。ペアが出来たら結果発表。もし、100ちょうどだったら、その時点でそのペアの優勝となる。100に一番近いペアは2ポイント、次点が1ポイント、100を超えてしまったペアと、ペアが出来なかった人は0ポイントとなる。累計5ポイントに達したペアが勝ち抜けとなる。
itoの詳細
原版名、作者、スリーブサイズなど
初版発行/国 | 2019年/日本 |
原版名/製造元 | ito/アークライト |
国内版/販売 | 同上 |
作者/作画 | ナカムラミツル/ナカムラミツル |
他の作品 | ー |
カードサイズ | 63mm×88mm、44mm×63mm |
推奨スリーブサイズ | mm×mm |