古代の戦争は隊列を組んだ軍同士の間で戦われました。古代の指揮官たちは自分の隊列を敵より優位に機動させることにより敵隊列の分断、または側面からの包囲を成し遂げ、勝者の栄冠を勝ち得たのでした。あなたはこの古代の戦術をマスターできるでしょうか?
プレイ人数 | 2人 |
所要時間 | 30分 |
対象年齢 | 10才~ |
ルール難度 | ☆☆☆★★ |
ジャンル | 戦略 |
目次(見出しルール)
バトルラインの準備
セット内容
部隊カード60枚(1~10の6セット)/戦術カード10枚/説明書1部
準備
9個のフラッグをプレイヤーの間に一列に並べる(これをバトルラインと呼ぶ)。部隊カードを裏向きでシャッフルして、7枚ずつ配る。残りのカードは山札としてバトルラインの端に置く。戦術カードも裏向きでシャッフルして山札を作り、反対側の端に置く。
順番(ジャンケン→交互)
カードを配らなかった人かジャンケンで先手を決めて、交互に手番を行う。
バトルラインのルール
勝利条件=合計5つのフラッグ確保か、連続するフラッグを3つ確保
- 手番プレイヤーは、部隊カードか戦術カードを1枚選択して任意のフラッグ前に置く。(一部の戦術カードは指定場所に置く。配置、除去したカードは全て表向きに置く)
- 部隊カードか戦術カードの山札のどちらかから1枚を引いて、手札を7枚に戻す。
- 各プレイヤーは1個のフラッグに対し、それぞれ最大3枚の部隊カードをバトルラインより前に配置してフォーメーションを組む。
- 自分の手番中は山札からのカード補充前であれば1個もしくは複数のフラッグを確保出来る。双方のフォーメーションが未完成でも、自分側のフォーメーションが完成していて、相手側のフォーメーションが勝てない場合は、そのフラッグも確保出来る。(※未出の戦術カードは勝つ可能性として立証出来ない)
- 引き分け、もしくはどう部隊カードを配置しても引き分けにしかならない場合、最後にカードを配置した、また配置しなければならないプレイヤーがフラッグの所有権を失い、次の相手プレイヤーの手番時に相手プレイヤーに確保される。(※フラッグが確保した場所には、新たな部隊・戦術カードを配置出来ない)
- ゲーム途中で山札が無くなった場合、補充は行わない。ゲームを続行し、先に勝利条件(3連続か、合計5つのフラッグを確保)を満たしたプレイヤーが勝ちとなる。
士気高揚戦術カード
通常部隊を配置する場所に設置する。
アレキサンダー・ダリウス(リーダー)カード
ワイルドカードとして使える
援軍騎兵カード
フラッグの確保をする際に、任意の色の8のカードとして使用出来る
盾カード
フラッグの確保をする際に、任意の色の1、2、3のいずれかのカードとして使える
気象戦術カード
使用時は、任意のフラッグの自分側に隣接して配置する。配置したカードは、ゲーム終了まで取り除けない。
霧カード
全てのフォーメーションを無効にする。霧の配置されたフラッグは、3枚の合計数字でのみ争われる。
泥濘カード
泥濘(でいねい・ぬかるみ)カードが配置されたフラッグは、双方4枚のカードを配置して争う。
謀略戦術カード
使用時は戦術カードの山札のプレイヤー側に配置する。配置したカードはゲーム終了まで取り除けない
偵察カード
部隊・戦術カードの山札から好きな組み合わせで3枚を手札に加え、その後手札から任意で2枚選び、山札の一番上に裏向きにして戻します。(このステップを踏むと7枚になるので、補充はスキップします。)
配置転換カード
まだ確保されていないフラッグに配置されている自分の部隊・士気・高揚戦術カードの中から任意の1枚を選び、他のまだ確保されていないフラッグの自分の場所へ移すか、ゲームから取り除くことが出来る。取り除かれたカードは山札の横に表にして分かるようにする。
脱走カード
まだ確保されていないフラッグに配置されている自分の部隊・士気・高揚戦術カードの中から任意の1枚を選び、他のまだ確保されていないフラッグの自分の場所へ移すか、ゲームから取り除くことが出来る。取り除かれたカードは山札の横に表にして分かるようにする。
裏切りカード
まだ確保されていないフラッグに配置されている敵の部隊・士気・高揚戦術カードの中から任意の1枚を選び、他のまだ確保されていないフラッグの自分の場所へ移すことが出来る。
バトルラインの上級ルール
・フラッグの確保は各手番の一番最初に行わなければならない。
バトルラインの詳細
原版名、作者、スリーブサイズなど
初版発行/国 | 2000年/ドイツ |
原版名/製造元 | バトルライン/GMTGames |
国内版/販売 | 2016年/クロノノーツゲームズ |
作者/作画 | ライナークニツィア |
他の作品 | ー |
カードサイズ | 62.5mm×89mm |
推奨スリーブサイズ | 64mm×89mm |