コンプレット【詳細ルール】~効率よくタイルを昇順で並べるゲーム~

コンプレットは1~100の数字が入ったタイルをよく混ぜて、裏向きの1列をそれぞれ作ります。この1列を1枚ずつ表向きの番号タイルと入れ替えながら、番号がすべて左から右へと大きくなるように昇順で並べるゲームです。

プレイ人数 2人~6人
所要時間 30分
対象年齢 8才~
ルール難度 ☆☆☆★★
ジャンル 駆け引き

コンプレットの準備

セット内容

タイル100枚(1~100)/説明書1部

準備

全てのタイルを裏向きにしてよく混ぜる。各プレイヤーは裏向きのまま17枚取り、自分の前に1列に並べる。次に各プレイヤーは、さらに5枚のタイルを取り1枚ずつ表向きにして、自分の列のタイルの間に5枚全部入れていく。(※ゲームの目的は数字タイルを左から右へと昇順で並べることなので、小さい数字は左側に大きい数字は右側におくように、タイルの数字を見てバランスよく加えるようにする。)

プレーヤーが5、6人の場合は以下の枚数にする。

プレーヤー 裏向きタイル 表向きで入れるタイル
2人~4人 17枚 5枚
5人 14枚 4枚
6人 11枚 4枚

残ったタイルは、裏向きのままテーブルの中央に置く。

順番(ジャンケン→時計回り)

ジャンケンで先手を決めて、時計回りに手番を行う。

コンプレットのルール

勝利条件=最初にタイルを昇順に並べた人の勝ち!

手番で行うことは①、②のうちのどちらか

手番プレイヤーは①、②どちらかを行う。続いて時計回りに隣のプレイヤーの手番となる。

①場のタイルを1枚表にして、自分の列の裏向きタイルと入れ替える

・自分の列に表向きで配置するタイルは、常に左から右に向かって昇順になるように並べる。不要だと思うタイルを裏向きのまま、テーブルの中央へ戻す。

表向きにした場のタイルが、どこにも置けない場合は?

取ったタイルを表向きのままテーブル中央に戻す。戻されたタイルは、以降のプレイヤーが表向きのまま取って裏向きタイルと交換出来る。

例)1、9、14,21、32、33、裏、裏、50の列で22を場から引いた場合、21と32の間に裏向きタイルがないので、22のタイルは置けず、テーブル中央に戻さなければなりません。

テーブル中央に表向きに戻されたタイルは、その後のプレイヤーが裏向きタイルの代わりにそのまま取り、自分の列の裏向きタイルと交換出来ます。

特別ルール① 表にしたタイル数字が連続していれば、もう1回手番が行える

例)1、9、14、21、裏、33、裏、裏、50の列の状態で、場から表向きにしたタイルが32だった場合、21と33の間の裏タイルと入れ替えると、31、32の連続数字になる。この場合は続けてもう1回手番を行える。続けて行った手番で、34を引いてさらに列の2枚のタイルの数字が連続した場合は、さらに追加で手番を行える。

特別ルール② 180度回転すると別の数字になるタイルは、任意で数字を決められる

180度回転すると別の数字になる(6、9、16、18、19、61、66、68、81、86、89、91、98、99)は、どちらの数字で使うか任意で決めることが出来る。但し、既に同じ数字のタイルが列の中にある場合は、同じ数字を2つ並べることは出来ない。

②自分の列の裏向きタイル1枚を、別の場所へ移動させる。

タイルを移動させたい場所に予めタイル1個分のスペースを空けて、移動させるタイルを入れる。その後、移動させて空いた部分を埋める。この時、位置のルールは関係ありません。

ゲームの終了

最初に自分の列のタイルをすべて表向きに、正しく順番に並べられたプレイヤーが勝者となります。他のプレイヤーは、裏向きのまま残ったタイルの枚数をマイナス点として数えます。次は前のスタートプレイヤーの左隣のプレイヤーから始めます。あらかじめ決めた回数のゲームを行い、マイナス点の合計がもっとも小さいプレイヤーの勝ちになります。

コンプレットの詳細

原版名、作者、スリーブサイズなど

初版発行/国 2017年/ドイツ
原版名/製造元 completto/シュミット
国内版/販売 年/
作者/作画 ハインツ・マイスター
他の作品
カードサイズ
推奨スリーブサイズ