コードネームはスパイマスターと諜報員で1つのチームを作り、対戦を行うゲームです。スパイマスター側は25個あるコードネームから自チームのコードネームのみを諜報員に上手く伝えなければなりません。但し、ヒントとして言えるのは単語1文字のみで表情も変えては行けません。諜報員が間違って相手チームのコードネームを開いたら相手側の得点になり、間違って暗殺者のコードネームを開いてしまった場合は即敗北となります。スパイマスターと諜報員で心を一つにしてコードネームを解き明かしましょう。
プレイ人数 | 2人~8人 |
所要時間 | 15分 |
対象年齢 | 14才~ |
ルール難度 | ☆☆☆☆★ |
ジャンル | 推理 |
コードネームの準備
セット内容
コードネームカード200枚/エージェントカード16枚/ダブルエージェントカード1枚/一般人カード7枚/暗殺者カード1枚/キーカード40枚/カードスタンド1個/砂時計1個/説明書1部
準備
赤チームと青チームに分かれる。各チームから1人ずつスパイマスターを選ぶ。各チームのスパイマスターは隣り合わせてテーブルの同じ側に座る。それ以外のプレイヤーはスパイマスターがわの反対側に着席する。スパイマスター以外のプレイヤーは全員、現場諜報員となります。コードネームをランダムに25枚選び、テーブルの上に5×5になるように並べる。スパイマスター達は他の人に見られないようにランダムにキーカード1枚を選び、スタンドに立てて二人の間に置く。キーカードの情報は、テーブルのコードネームカードの配置に対応しており、キーカードの下がスパイマスター側、上が諜報員側になります。青いマスは青チーム、赤いマスは赤チームが推測しなければならない。薄い色のマスは何も知らない一般人を表わし、黒いマスは誰も触れてはならぬ暗殺者を表わしています。
順番
キーカードの4つの辺にある色(赤or青)が先攻チームの色となる。
コードネームのルール
先攻チーム:相手チームより先に9つのコードネームを推測する
後攻チーム:相手チームより先に8つのコードネームを推測する
- 先攻チームは9つのコードネームを、後攻チームは8つのコードネームを推測する。
- 先攻チームのスパイマスターは自チームにヒントを単語1つのみ話せる。お題が難しいなどの言葉を決して出してはならず、表情にも出してはいけない。一度に複数のコードネームのヒントを出したい場合は、○○2など後に数字を付けてヒントを出すことも出来る。
- 先攻チームの諜報員は諜報員同士で相談をする。諜報員の誰かがコードネームを触ったら、そのカードを選択したことになる。
- 諜報員が正しいコードネームを選んだ場合、スパイマスターは自チームのエージェントカードを乗せて、引き続き次のコードネームの推測が出来る。
- 諜報員が一般人のカードに触れた場合、スパイマスターは一般人のカードを乗せて、相手のターンに移る。
- 諜報員が相手チームのコードネームを選んでしまった場合、スパイマスターは相手チームのエージェントカードを乗せて、相手のターンに移る。
- 諜報員が暗殺者のカードに触れた場合、スパイマスターは暗殺者のカードを乗せて、ゲームは敗北となる。
- どうしてもヒントが分からない場合、諜報員は推測を辞めて、相手チームにターンを譲ることも出来る。
- スパイマスターがヒントの際に言った枚数に対して、1枚だけ追加で推測することが可能。(例:木2枚のヒントで1枚しか分からず、次回に川3枚で川の3枚目に木2枚目のコードネームを引き当てた場合、川1枚が残っているので、そのまま川を推測することも可能である。)
- 無効なヒントを出した場合、ターンは即終了。ペナルティとして、相手チームはヒントを出す前にエージェントカードを1枚好きな場所に置ける。
- 無効なヒントとは、単語ではないもの。コードネームの読み方を変えただけのもの。コードネームの一部が入っているもの。
- 漢字で表記されているコードネームの場合は、部首をヒントに出来ない(例:机で木のヒントなど)
上級ヒント(0枚と無限)
ヒントを出す際に0を指定することも可能。例えば羽0なら羽に関するコードネームは一つも無いということで、諜報員は好きな枚数を推測できるが、最低でも1枚はめくらないといけない。ヒント無限は、例えば羽無限などで出し、好きな枚数をめくらせることも出来る。
2人用・3人用ルール
2人で行う場合は2人とも同じチームで戦う。自チームが先攻となる。敵チームの手番では、エージェントカードを1枚ずつ選んで置いていくが、スパイマスターが置くコードネームを選ぶことが出来る。自チームが勝利した場合、敵チームのエージェントカードの枚数によって評価が変わる。
8 | そんな馬鹿な…信じ難い |
7 | ミッション・インポッシブル級 |
6 | すごい! |
5 | M16から出頭命令 |
4 | 最高機密クリア |
3 | 君の時計は同期されている |
2 | OKだが、もう少し頑張ろう |
1 | まあ、勝ちは勝ちだが |
3人でプレイする場合は、3人とも同じチームか、チーム内の2人が競いたい場合は、2人がそれぞれスパイマスターになり、残りの1人は両チームの現場諜報員となります。現場諜報員は、どちらのチームのためにもベストを尽くさなければなりません。
コードネームの詳細
原版名、作者、スリーブサイズなど
初版発行/国 | 2015年/チェコ共和国 |
原版名/製造元 | |
国内版/販売 | 2016年/ホビージャパン |
作者/作画 | ヴラーダ・フヴァチル |
他の作品 | ー |
カードサイズ | 67mm×44mm(コードネーム)、72mm×48mm(エージェント) |
推奨スリーブサイズ | mm×mm |