もっとホイップを!【詳細ルール】~甘いようで甘くないゲーム~

丸いケーキの上手な切り分け方を知っていますか? それは、最後に取る人が切り分けることです。その人は、取り分が少しでもお得になるよう、平等に分けようとするでしょう。「もっとホイップを!」は、そんな話に関係したゲームです。11個のケーキを人数分のブロックに分けます。順に欲しいブロックを取りますが、切った人が取るのは最後です。狙っているケーキが残るように、みんなの気持ちを考えて切り分けましょう。

プレイ人数 2人~5人
所要時間 20分
対象年齢 8才~
ルール難度 ☆☆☆☆★
ジャンル 戦略

もっとホイップを!の準備

セット内容

ケーキタイル57枚(マロン3枚、マンゴー4枚、フランボワーズ5枚、白桃7枚、抹茶8枚、ブルーベリー9枚、イチゴ10枚、チョコレート11枚)/説明書1部

準備

57枚のケーキタイルを全て伏せてよく混ぜる。11枚ずつのタイル山を5つ作る。残った2枚のタイルは見ないまま箱に戻す。

順番(ジャンケン→時計回り)

ジャンケンで先手を決めて、時計回りに手番を行う。

もっとホイップを!のルール

勝利条件=ケーキとホイップクリームの合計得点が高い人の勝ち!

  1. 手番プレイヤーはケーキの山から1つ選び、11枚のタイルを全て表に向ける。
  2. 表にしたケーキを参加者の人数分に切り分ける。この時、他のプレイヤーは自由に発言しても良い(2人の場合のみ4つに切り分ける)
  3. 左隣の人から切り分けられたケーキのブロックを選ぶ。タイル1枚毎に「食べる」か「取っておく」かを選ぶ。
  4. 食べることにしたタイルは裏返し、自分の前に置く。ケーキには1~3のホイップクリームがあるが、その数だけ得点になる。伏せたタイルはゲーム終了まで本人も確認出来ない。
  5. 取っておくことにしたタイルは、表向きのまま種類別に整理して自分の前に並べる。
  6. タイルの処理が終わったら、手番は左隣のプレイヤーに移り同様にブロックを選び、処理を行う。
  7. 1つのケーキの処理が全て終えたら、手番は左隣のプレイヤーに移り、同様に1つのケーキを選び、11枚のタイルを切り分けて同様に処理を行う。
  8. 5ラウンド(5つのケーキ)を全て切り分けたらゲーム終了となる。
  9. ケーキは、その種類のケーキを1番沢山持っている人の得点になる。所持数が同数で並んでいたら各々得点を獲得する。次に食べたタイルのホイップクリームの点数を足し、一番高い人が勝者となる。

やっぱり食べちゃうルール

ケーキの受け取り時にあえてケーキをもらわずに、取って置いたタイルから1種類のみ、全て食べることが出来る。余ったケーキは箱に戻す。

より平等なルール

3人で遊ぶ場合、2ラウンド目の切り分け係はラウンド終了時に箱の中のタイルを1枚獲得出来る。

4人で遊ぶ場合、1ラウンド目の終了時に切り分け係は箱にあるタイルを全て見て、その内選んだ1枚を皆に公開した後に、食べるか取っておくかを選択出来る。

もっとホイップを!の詳細

原版名、作者、スリーブサイズなど

初版発行/国 2008年/
原版名/製造元 ・・・aber bitte Sahne Jeffrey D.Allers
国内版/販売 2018年/ゆかいなさかな
作者/作画
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