ロストシティは2人用の探検ゲームです。プレイヤーは探検カードを並べることで探検路を開拓し、神秘に満ちた辺境の地へと向かいます。さらに大胆な者は、探検の成功に期待して賭けをすることも出来ます。3ゲーム遊んだあとで、より多くの名誉点を獲得しているプレイヤーが勝利します。
プレイ人数 | 2人 |
所要時間 | 30分 |
対象年齢 | 10才~ |
ルール難度 | ☆☆☆☆★ |
ジャンル | 戦略、カードゲーム |
ロストシティの準備
セット内容
ゲームボード1枚/探検カード45枚(2~10の計9枚×5色)/掛けカード15枚(3枚×5色)/説明書1部
準備
・向かい合って座り、2人のあいだにボードを置く。(ゲームボードには、黄色、青色、白色、緑色、赤色ごとの捨て札置き場が1カ所ずつあります)
・全てのカードを合わして裏向き&シャッフルして、各プレイヤーに8枚ずつ配る。
・残ったカードは裏向きの山札として、ゲームボードの傍に置く。
・得点を記録するための筆記用具を用意してください。
順番(ジャンケン→交互)
年長プレイヤーか、ジャンケン等で手番を決めて、順番に手番を行う。
ロストシティのルール
カードを1枚並べるか、捨てるかを選択
- 探検カードはゲームボードとカードが同色の列に1枚のみ配置することが出来る。
- 既に探検カードがある列にカードを置く場合は、置かれてあるカードの数字より高い数字のカードのみ置ける。配置する時はカードの数字が見えるようにずらして配置する。
- 賭けカードは、探検カードが一つも置かれていない列のみ配置出来る。1手番につき1枚ずつ、最大3枚まで置ける。
- どの列にもカードを並べられない、または並べたくない場合、プレイヤーは手札からカードを1枚表向きに出し、対応する色の捨て札置き場に捨てる。捨て札置き場に捨てられたカードは1番上のカードだけが見えるように重ねる。捨て札置き場のカードは2人のプレイヤーで共有する。
カードを1枚引く
・手番の最後には、新たにカードを1枚手札に加えます。
・カードを引く場所は山札か、捨て札の一番上のカードどちらかを選べます。(ただし、この手番に捨てたばかりのカードは引くことは出来ません。カードを引いたら手番は終了します)
ゲームの終了と得点計算
・山札の最後のカードが引かれたら、即座にそのゲームは終了となります。
・プレイヤーのどちらかがカードを引くときに、残り枚数を数えるのは構いません。
・ゲーム終了時には、いくつかのカードの列が出来ています。カードの列は色ごとに得点計算を行います。列に並んでいるカードの数値を合計したものから探検コストである「20点」を引いた物が、その列の名誉点となります。(※1枚もカードが並んでいない列は探検に出ていないとみなされ、探検コストはかかりません。)
・列の初めに賭けカードがある場合、1枚なら2倍、2枚なら3倍、3枚なら4倍になります。マイナス点も倍になってしまうので、無闇に賭けカードを置いてしまうと危険です。
・カードが1枚も並んでいない列は探検コストがかからず、0点です。
・列にカードが8枚以上並んでいるなら、その列には「+20点」のボーナスが与えられます。枚数には賭けカードも含まれます。このボーナスを加えるのは、賭けカードの効果を解決したあとです。
・計算が終了したら名誉点を記録し、次のゲームの準備を行います。列のカード、手札、捨て札をすべて合わせてシャッフルし、新しい山札を作って下さい。8枚の手札を配り直し、新たなゲームを始めます。新たなスタートプレイヤーは、その時点でより多くの名誉点を所持しているプレイヤーです。
・3ゲーム遊んだら、勝負終了。最後により多くの名誉点を獲得しているプレイヤーが勝利します。
ロストシティの詳細
原版名、作者、スリーブサイズなど
初版発行/国 | 1999年/ドイツ |
原版名/製造元 | Lost cities/KOSMOS |
日本版/販売 | 2015年/グループSNE |
作者/作画 | ライナークニツィア |
他の作品 | バトルライン/ラー/ポイズン |
カードサイズ | 70mm×110mm |
スリーブサイズ | ー |