ごきぶりポーカー【詳細ルール】~嫌われ者のブラフポーカー~

ごきぶりポーカーはいやな生き物たちが描かれたカードを、ほかの人に押しつけるゲームです。カードを伏せたまま渡し、何が描かれているか宣言します。渡されたプレイヤーは本当のことを言っているか、嘘をついているか見定めます。これを間違うとカードを押しつけられます。しかし、本当かどうかを見極められたら、カードを出したプレーヤーが取らされます。同じ種類のカードを4枚押しつけられるか、自分の番にカードがなくなってしまうと負けとなるブラフゲームの傑作ポーカーです。

プレイ人数 2人~6人
所要時間 20~30分
対象年齢 8才~
ルール難度 ☆☆☆☆★
ジャンル ブラフ

ごきぶりポーカーの準備

セット内容

カード64枚(8種類×各8枚)/説明書1部

準備

・64枚すべてのカードを伏せて、各プレーヤーに配りきります。

手番の決め方・順番

ジャンケン等で先手を決める。

ごきぶりポーカーのルール

勝利条件は1人脱落:同種類のカードが4枚揃ってしまったり、スタートプレーヤーの手札が1枚も無いプレイヤーが出た場合

  1. 先手は手札から1枚選び、任意の人ひとりを指名し、カードを伏せて渡す。
  2. このとき、カードに描かれた生き物の名前を宣言します。本当のことを言っても構いませんが嘘をついても構いません。
  3. カードを受け取った人は、2つの選択肢があります。
  4. ①宣言が本当か嘘かはっきりと答えて、カードを表にします。(本当と言って宣言とカードが同じだった場合、または嘘と答えてカードが嘘だった場合→カードは宣言したプレーヤーに戻され、そのプレーヤーの前に表にして置きます)(答えが間違った場合は、答えたプレーヤーがこのカードを受け取り、自分の前に表にしておきます。)
  5. ②判断をほかのプレーヤーに委ねる。この場合はカードの内容を確認し、まだカードを見ていない人に、伏せたままカードを渡してその内容を宣言します。この宣言は前のプレーヤーと同じ者でも構わないし、内容を変えても問題ありません。宣言を見破られた場合は、同様にカードを取って、自分の前に置くことになります。
  6. 次にプレーをするのは、カードを置くことになったプレーヤーです。新たなスタートプレーヤーとなって、手札から一枚を選んで同じようにプレイを続けます。
  7. 終了条件は1人のプレーヤーが同種類のカードを4枚持つか、スタートプレーヤーの手札が無くなった場合、その人の1人負けとなり、ゲーム終了です。

ごきぶりポーカーの2人ルール

・カードをよく混ぜて10枚見ずに抜き取る。

・残りのカードは2人で分ける。

・終了条件は同種類のカードが5枚揃ってしまうか、スタートプレーヤーの際に手持ちのカードが無かった場合、そのプレーヤーが負けとなりゲーム終了となる。

ごきぶりポーカーのバリエーションルール

・各プレーヤーに1枚ずつカードを表にして配る。

・通常の終了条件に加え、8種類のカードが揃ってしまっても負けとなる。

ごきぶりポーカーの詳細

原案名、作者、スリーブサイズなど

初版発行/国 2004年/ドイツ
原案名/製造元 Kakerlaken Poker/ー
日本版/発売 2007年/メビウスゲームズ
作者/作画 ドライ・マギア
他の作品 ツィフツォフ
カードサイズ 59mm×91mm
推奨スリーブサイズ 61mm×94mm