あやつり人形【詳細ルール】~貴族たちの外交と陰謀渦巻くドラフトゲーム~

王国は今、建築の専門家を求めています。プレイヤーは選抜試験に応募している建築士として、誰よりも華々しい都市を建設してライバルたちを出し抜き、地位を獲得しなければなりません。あなたは盗賊を雇うか、助手を雇うか、司教を頼りにするか、あなたが行う選択の全てが勝利への道と繋がっています。

プレイ人数 2人~7人
所要時間 30~60分
対象年齢 10才~
ルール難度 ☆☆★★★
ジャンル 戦略

あやつり人形の準備

セット内容

キャラクターカード8枚/建築カード68枚/王冠カード1枚/金貨トークン25枚(単位=ゴールド)/早見カード7枚/説明書1部

準備

・建物カードを裏向きでシャッフルして「建物の山札」を作り、各プレイヤーに4枚ずつ配る。その横に金貨トークンをまとめて「銀行」とし、各プレイヤーに2枚ずつ配る。

順番(ジャンケン→時計回り)

一番年上のプレイヤーか、ジャンケンで親プレイヤーを決めて王冠を持つ。時計回りに手番を行う。

あやつり人形のルール(4~7人)

  1. 親プレイヤーはキャラクターカード8枚を裏向きでシャッフルする。
  2. 4人プレイなら3枚捨てる(2枚公開、1枚非公開)、5人プレイなら2枚捨てる(1枚公開、1枚非公開)、6人、7人プレイなら1枚を非公開で捨てる。
  3. 親プレイヤーは残ったカードから1枚選び、時計回りにカードを回し、1枚ずつ選んでいく。
  4. 最後のプレーヤーが選び終わったら残った1枚を捨てる。
  5. 7人プレイの場合、最後の1枚をもらった人は場に捨てられたカードを手札に一度入れて、どちらか要らないカードを伏せて捨てる

公開:金貨の枚数と手札の枚数は公開しておく

手番フェイズ

親プレイヤーはキャラクターカードの順位が低い番号からキャラクター名とともに読み上げる。親の読み上げに反応が無ければ次の番号とキャラクターを読み上げる。読み上げられたキャラクターカーを持っているプレイヤーがいる場合は、プレイヤーはカードをめくって場に公開し、収入フェイズを行う。

収入フェイズ

銀行から2ゴールドを得るか、建物カードを2枚引き、そのうち1枚を得るかを選ぶ。選ばなかった1枚は山札の下に置く。収入を得た後、建物カードを1枚建設することが出来る。建設する場合は建設カードを自分の前に公開し、建設コストを銀行に渡す。原則、1度の手番で作れる建物は1つで、同じ建物は複数の建設が出来ない。

手番中、プレイヤーは自分のキャラクターカードが持つ特殊能力を1回だけ使用出来る。

建物カードは5種類に分かれている(黄色:貴族、緑色:商業、青色:宗教、赤色:軍事、紫色:特殊)。

ゲームの終了

何れかのプレーヤーに7つ目の都市が建設したら、そのラウンドで終了となります。ゲームが終了したら、各プレイヤーは勝利点を計算する。

建設コスト=勝利点となる。

5種類全ての建物カードを建設したら+3点

7枚目の建物カードを最初に建設したら+4点。

2番目に7枚目の建物カードを建設したら+2点。

ゲーム終了時に特殊カードからもらえる勝利点も加える。

2人用のルール

・キャラクター選択フェイズでは、2人選ぶ。8つ目の建物を建てた人が出たラウンドで終了となる。親プレイヤーはキャラクターカードを裏向きでシャッフルし、1枚を見ずに捨てる。7枚の内、1枚を選んで、残った6枚を後手に渡す。その後、キャラクターは2枚ずつ選び、1枚は手札に1枚を伏せて捨て札にする。これをカードが無くなるまで繰り返す。

3人用のルール

親プレイヤーはキャラクターカードを裏向きでシャッフルする。ランダムに1枚選び、伏せたまま捨てる。残った7枚のカードから1枚手札にする。残った6枚を左隣のプレーヤーに渡し、1枚手札を選び、一人2枚持つようにする。最後に2枚目のカードを受け取ったプレーヤーは残った1枚を伏せて建物の山の脇に捨てる。

あやつり人形の詳細

原版名、作者、スリーブサイズなど

初版発行/国 2000年/ー
原版名/製造元
日本版/販売 2018年/アークライト
作者/作画 ブルーノ・フェイドゥッテイ
他の作品
カードサイズ 57.5mm×90mm
推奨スリーブサイズ